独自ドメインのURLに接続できない場合の確認方法

はじめに:ドメインの状態をセルフチェックページからご確認ください。

ペライチのカスタムURLで利用する独自ドメインの設定が正しくできているかの確認方法をご案内します。
ペライチで取得した独自ドメインを設定したURLに接続できない場合は、こちらをご確認ください。

ページ情報編集画面での確認方法

「ページ情報編集」の「基本設定」でカスタムURLを入力し保存すると、ドメインの状態を確認できます。
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ドメインの状態一覧

  • Aレコードが正しく設定されています
    ペライチのAレコードが正しく設定されています。
    設定したドメインでページにアクセスできます。
  • Aレコードが設定されていません
    DNSサーバーのAレコードにペライチのIPアドレスが設定されていません。
    ネームサーバー(DNSサーバー)の設定の確認方法」の「1.「ANSWER」の下にIPアドレスが表示されない場合」をご確認ください。
  • AレコードがペライチのIPアドレスではありません
    DNSサーバーのAレコードにペライチ以外のIPアドレスが設定されています。
    ネームサーバー(DNSサーバー)の設定の確認方法」の「2.「ANSWER」の下にペライチのIPアドレス(13.112.187.226)が表示されない場合」をご確認ください。
  • ペライチのAレコードのみ設定してください
    DNSサーバーのAレコードに複数のIPアドレスが設定されています。
    ネームサーバー(DNSサーバー)の設定の確認方法」の「3.「ANSWER」の下にIPアドレスが複数表示される場合」をご確認ください。
  • ドメインに不適切な文字が含まれています
    ドメインに利用できない文字が含まれています。
    入力したドメインに間違いがないかご確認ください。
  • AAAAレコードが設定されているためページが表示されません
    DNSサーバーのAレコードと同じドメインにAAAAレコードが設定されています。
    Aレコードと同じドメインにAAAAレコードが設定されているとページが表示されないことがあるため、AAAAレコードを削除してください。

※キャッシュの影響により、最新の状態が表示されない場合があります。

ネームサーバー(DNSサーバー)の設定の確認方法

ペライチのIPアドレス(13.112.187.226)が正しくネームサーバー(DNSサーバー)のAレコードに設定されているかどうかの確認方法です。

G Suite Toolbox Dig にアクセスし、「名前」にカスタムURLに設定した独自ドメイン(*)を入力し、「A」ボタンを押してください。(*例:example.com、www.example.com)
※「https://」や、URL末尾に「/」などをつけて入力すると、Aレコードの状態が確認できません。
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画面下方にDNSの問い合わせ結果が表示されます。
「ANSWER」の下にペライチのIPアドレス(
13.112.187.226)が「1つだけ」表示されていれば、DNSサーバーにAレコードが正しく設定されています。

Aレコードが正しく設定されているにもかかわらずペライチのページが表示できない場合は、パソコンやブラウザに古いドメイン情報が保存(キャッシュ)されている場合があります。その場合はしばらく待ってから再度ご確認ください。
キャッシュで古いドメイン情報が保存される期間はレコードの「TTL」で確認できます。

DigのANSWERの見方
DigのANSWERには「peraichi.co.jp. 299 IN A 13.112.187.226」のような結果が表示されます。
左から順に以下のようになっています。

  • ラベル(例:peraichi.co.jp.):ドメイン名です。
  • TTL(例:299):キャッシュの有効期間(秒単位)です。
  • クラス(例:IN):INはインターネットを表します。
  • タイプ(例:A):ドメインに登録されているレコードの種類です。IPアドレスを表すA、メールサーバーを表すMXなどがあります。
  • リソースデータ(例:13.112.187.226):ドメインに設定されたデータです。タイプがAの場合はIPアドレスが設定されます。

設定が正しくできていない例

1.「ANSWER」の下にIPアドレスが表示されない場合
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  • DNSサーバーの設定の変更がインターネットに反映されていない場合があります。設定が反映されるまで24時間程度かかる場合があります。
  • しばらくしても反映されない場合、Aレコードを設定したDNSサーバーを間違えている可能性があります。ドメイン取得サービスで購入した独自ドメインをレンタルサーバーでご利用中の場合は、レンタルサーバーが提供しているDNSサーバーを設定する必要があります。
  • Aレコードを設定したDNSサーバーを提供しているサービスのサポート窓口にご確認ください。

2.「ANSWER」の下にペライチのIPアドレス(13.112.187.226)が表示されない場合
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  • 『1.「ANSWER」の下にIPアドレスが表示されない場合』と同じように、DNSサーバーの設定の変更がインターネットに反映されていない、もしくはAレコードを設定するDNSサーバーを間違えている可能性があります。

3.「ANSWER」の下にIPアドレスが複数表示される場合
dig4.png

  • ペライチのIPアドレス(13.112.187.226)以外のAレコードを削除してください。

※ AレコードにIPアドレスが複数設定されていると、いずれかのIPアドレスがランダムで利用されます。URLにアクセスする度に別のホームページが表示されることになります。また、HTTPS接続のエラーが表示される場合があります。

ドメインの登録情報(whois)の確認方法

今まで利用していた独自ドメインのページが突然見えなくなってしまった場合などの確認方法です。
ドメインの有効期限が過ぎていたり、その他の理由でドメインが停止されていないかの確認ができます。

  1. ICANN lookup にアクセスし、入力欄にカスタムURLに設定した独自ドメイン(*)を入力し、「Lookup」をクリック。
    (*注意:サブドメインを削ったドメインを入力してください。例: www.example.com を ペライチに設定している場合は、www. を削り、example.com を入力します。)
    (*注意:ICANN lookupではwhois情報が表示されないドメインがあります。後述のレジストリが提供するwhois検索ページもご確認ください)
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  2. ドメインの登録情報が表示されるので「Domain Information」欄の「Domain Status」を確認する。
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    「Domain Status」が「inactive」「clientHold」「serverHold」などになっている場合、ドメインの有効期限が過ぎていたり、その他の理由でドメインが利用できない状態になっています。ドメインを取得したサービスのサポート窓口にてご確認ください。

Domain Statusの例

  • active: ドメインが使用できます。
  • inactive: ドメインにDNSサーバーが登録されていません。
  • serverHold: ドメインが有害であると判定されているなどの理由でドメインが停止されています。
  • clientHold: ドメインの有効期限切れなどの理由でドメインが停止されています。
  • clientTransferProhibited: レジストラロックをご利用中に表示されます。ドメインは使用できます。

レジストリが提供するwhois検索ページ

以下のドメインは ICANN lookup で確認できないため、それぞれのレジストリが提供しているwhois検索ページをご利用ください。