ペライチでは、独自ドメインでページを公開すると、Let’s Encrypt にてSSL証明書を取得し、自動的にHTTPSでのアクセスに対応します。
http:// のURLでアクセスした場合はhttps:// にリダイレクト(自動転送)され、常時SSLとなります。
お客様にてSSL証明書を取得していただく必要はありません。
また、現状では、お客様で取得された独自のSSL証明書をペライチで使用することはできません。
※SSL証明書は独自ドメインごとに取得します
※独自ドメイン機能を利用できる契約であれば、契約内容に関わらずSSL証明書は取得されます。
注意事項
ペライチではSSL証明書の取得に Let’s Encrypt を利用しているため、Let’s Encrypt のレート制限の影響を受けます。
「1つの独自ドメインでSSL証明書を取得できる数は1週間に50個まで」という制限があり、サブドメインや、ペライチ以外で取得したSSL証明書の数もカウントされます。
なお、SSL証明書はドメイン単位で取得するため、同一ドメインで複数のページを公開しても取得した証明書の数は「1つ」と数えます。
例)
「example.com」ドメインで、サブディレクトリを使って複数のページを公開している場合(example.com、example.com/test、example.com/sample...)
→取得するSSL証明書は「1つ」
「example.com」と「test.example.com」ドメインでページを公開している場合
→取得するSSL証明書は「2つ」
2017年7月以前から独自ドメインでページを公開されている方について
ペライチは、2017年7月28日より独自ドメインの常時SSLに対応しました。当時の古いIPアドレス(52.68.85.224)をAレコードに設定されている場合は、Aレコードを新しいIPアドレス(13.112.187.226)に変更していただくことで、HTTPSによるアクセスができるようになります。
ご注意
Aレコードを変更して常時SSL化すると、ページのURLが http:// から https:// に変わります。URLが変わることで、検索結果の順位や、Facebook のいいね数のカウントなどがリセットされるなどの影響があります。
※2021年6月17日追記※
古いIPアドレス(52.68.85.224)は2021年6月17日に廃止いたしました。
よくあるお問い合わせ
Q.https:// でアクセスしているのですが、ブラウザのアドレスバーが鍵のマークにならず、接続が保護されていないと表示されます。
A.アドレスバーに鍵のマークが表示されるためには、ページ内の全ての通信が https:// になっている必要があります。HTML埋め込みなどで外部の画像やJavaScriptのURLに http:// を指定されている場合がありますので、ご確認ください。
Q.独自ドメインで公開したページにアクセスすると、この接続ではプライバシーが保護されませんと警告が表示されます。
A.DNSの設定を間違っており、ペライチ以外のWebサーバーに接続されている場合があります。DNSの設定方法に関しましては、カスタムURL(独自ドメイン)の設定方法をご確認ください。DNSの設定に誤りがない場合や、DNSの設定状況がわからない場合はペライチサポートまでご相談ください。
Q. Internet Explorerでアクセスすると「このページは表示されません」とエラーが表示されます。
A. ペライチではHTTPSにTLS1.2を使用しております。古いWindows OSのInternet ExplorerですとTLS1.2が無効化されている場合があります。IEの詳細設定にてTLS1.2を有効化してください。